RukeとLuNaYuの日記
I know the truth.
I know whole.
And I...know you.
平凡な大学生活の日記です。時折まじめな長文を書く病気になります。興味がなければ読み飛ばしてください。
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僕ら物理学を学んでいる学生は、よく、Theory of Everything(森羅万象の法則というナイスな訳語がある)を求めるな、と戒められる。これは大体次のような意味だ。

物理学を本格的に学ぶ以前に物理学について得られる情報の多くは、この分野の華々しく受けが良い部分に恣意的に偏っている。特にニュートン力学、相対性理論、量子力学といった「基本法則」の発見を、ひらめきや思いつきに比重を置いて分かりやすくする事でそうした法則が発見される過程を矮小化して恣意的に神秘性を演出している事が多い。

こうした情報にさらされて、物理学に憧れて物理学を志した人間は、どうしても、相対性理論や量子力学のような物理学の根底を成す新しい理論を見つけてやる!という漠然とした野心を持つようになるし、そうではなくとも、物理学が対象とする領域について非常に狭い認識を持つことになる。物理学の基本的な問題意識は、世界の仕組みを理解しようという事なのだけど、本当にそのような興味からこの方向に進む事は難しく、どうしても、有名な科学者とか理論自体に対する憧れが動機になってしまい、物理学者は誰もがToEを求めて研究しているのだと漠然とイメージしてしまうのだ。

だけれど、実際の物理学はもっと広範な現象を扱う。基本法則を整備する事は結局は準備にすぎず、その先の、それらを応用して様様な現象にどのような理解を与えるか、という事こそが物理学の本来の問題意識から言って重要で、そしてはるかに難しい。そのような場合に、基本法則は大して役に立たず拠り所以上の役割を果たさないという事がほとんどで、対象とする領域の持つ構造を理解し記述するためには様様な手法を適切に選ばなければならない。現象の適切な分類、特徴づけ、実験手法や解析手法の整備、法則の発見と検証、理論的裏付け、、、こういった事は基本法則周辺のとるに足らない数理的な問題に比べてはるかに難しく、しかしながら物理学にとって多大な興味が向けられる。

そういうわけで、新しい基本法則を見つける事は物理学にとっては非常に広範な目的のほんの一部にすぎないのだと諭されるわけだ。

ところが今の物理学の状況を考えると、僕にはToEの樹立が確かに物理学の当面の重要な目標であると思えるのだ。

その理由は、全く逆説できなのだけど、ToEがどうやら存在しそうにない事だ。
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バーミャン (2005/03/22(火) 01:51:26)
夕飯は家族でバーミヤンだった。海老のマヨネーズ炒めが実に美味い。
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