RukeとLuNaYuの日記
I know the truth.
I know whole.
And I...know you.
平凡な大学生活の日記です。時折まじめな長文を書く病気になります。興味がなければ読み飛ばしてください。
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ビダン (2006/03/31(金) 23:43:37)
政治で、とにかく手段を選ばずに有利な立場を得ようと思ったら、およそ最強の手段は、茶番だろうと何だろうと相手を許す美談を作る事だろうと思う。

もちろん犯罪は許されない。しかし犯罪は政治家の意向に関係なく裁かれる(必ずしもそうではない大人の事情はあるにせよ)。

対立陣営に所属するものの、犯罪とは見なせないが誉められたものではない行為についてそれが広く知れ渡る事を妨げる義理はない。しかしそれを積極的に糾弾するよりも、それをとりたてて問題にしない度量の広さを示す事の方が長期的に見れば戦略として優れている。なぜならば前者は相手の株を下げる行為であるのに対して後者は自分の株を上げる行為だからだ。そして相手を非難する代わりに寛容を示す行為は、「温い」行為に見えるけれど、実ははるかに質の悪い「攻撃」なのだ。それは相手の行動を強力に制限し、両者の位置関係を問答無用で決定する。相手は「~して何が悪い」と開き直ることすらできない。「悪い」と言われていないからだ。相手は屈辱に打ち震える事しかできない。

だから民主党の失敗は、偽の情報に踊らされた事よりも何よりも、相手の隙につけこむ愚かな政治から抜け出せなかった事にある。それは相手を批判しながらその実相手に依存するどうしようもない脆さを持っていて、相手に隙がないとどうしようもない事と隙を見誤ると大きなダメージを受けるという問題点がある。今回の場合後者が問題になったわけだが、問題は、マニフェストというキーワードを戦略的に用いて政策で勝負するという路線を国民に印象付けることに部分的にせよ成功してからそんな事は忘れてしまったかのように政府・与党の荒探しをする路線に戻ってしまった事だ。スキャンダルは寛容に許す、それが地雷を踏む危険性を回避しながら同時に労せずして相手より高い位置を取れる戦略だ。

今日の民主党執行部の辞任に至る経緯も、全く以って優雅さに欠ける代物だった。自民党の失態は「許される」べきだった。そうやって問答無用で前原代表の辞任の機会を奪うべきだったのだ。それは民主党に決定的ダメージを与えただろう。実際には民主党は執行部辞任という事態にまで追い込まれた。しかしその事は政府・与党の評価を高める事にはならない。国民のこの件に関する関心はとっくに薄れている。下手したら民主党の建て直しに協力した事になりかねない。この民主党の失態を最大限に活用する唯一の方法はそれを許して美談を作る事だった。

小泉首相ってパフォーマンス好きだったはずなんだけどなあ。

別に与党でも野党でも何でも良いから、もうちょっと「劇的な政治」をしてほしい。
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